受験勉強のサポートできそうなことのひとつ
私と中学受験とのかかわりは基本的には勉強は塾や家庭教師にお任せで、アウトソーシングだったのだが、ワーママの自分がメインで活躍できた作業が「過去問分析」。しかもこれが終盤になってすごく受験勉強に効果をもたらし、効率アップにつながったと自負しています。
過去問、いわゆる「赤本」を使用したのですが、これはとてもよくできていて、各々の志望校の過去問がどの分野からどれくらい出ているのかを年度別に巻頭に一覧表としてにまとめられています。
受験生本人が得意不得意のジャンルを把握しているのであれば、それと出願頻度との照らし合わせで、ラストスパートにかける問題を振り分けることもできますが、実際は小学6年生の子供にとってはそこまでできる子は少ないのではないかと思っています。実際、我が家の場合はそこまで分析ができていなかったため、過去問を実際に解いて現状の把握、どれくらいできるのかを見極めることがとても重要になりました。
そこで私が過去問の分析を担当した。これはすなわち、問題がどの分野に相当するのかを調査することでした。
どの問題がどの分野なのか対応表をつくる
各年度ごとに、どこから出ているかは記載がありますが、各々の問題がどの分野に相当するのかは記載がなく、どの分野ができて、どの分野が間違っているのかを見分けられないのです。どの問題がどの分野なのかの対応表をつくること、これが私に課せられたミッションとなりました。
実際にこの作業を行ってみた実感としては、これは算数と理科には有効で、国語と社会の場合は分類が広すぎてあまり参考にならない、と思います。特に社会は明示的に分野がわかりやすい(地理、歴史、等)のでそこまで細かく分析する必要はないのではと判断し、行いませんでした。
可視化できる理科と算数
算数と理科は問題と分野が1対1になっているわけでなく、例えば、体積でありながら角度の問題だったり、水溶液と生物だったりよく考えられてるので、そのあたりまで分類できると勉強している受験生本人の実力が見えてきてかなり対策を立てやすくなったのを覚えています。
分析を始めたころは一年分の分析をするのにすごく時間がかかってしまっていたが、続けていくとコツがわかってきてかなりスピードアップできるようになりました。個々の学校の特色としての問題形式もあるので、「あ、またこのパターンね。」なんて、分析できている気分になれたのを覚えています。
この分析作業は問題を解く時期とは関係なく取り掛かれるし、勉強する子供たちと一緒にやる必要もないので、空いている時間を見つけて参加できるワーママ向けのテーマとしておススメしたい作業です。
なにより、可視化されることによって、自分自身としてもやったことを実感でき、子供たちにたいしてもわかりやすくサポートできるのでとてもおすすめです。
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