試験当日と同じ環境で試験問題に向き合うことができる(コピー)
まず、一つ目の大きな理由は、試験本番の問題・答案用紙がA3であることが多いからです。
A3サイズの答案用紙、問題用紙に慣れておけば、スペースの使いかた、記入する際の文字のバランスなど、当日注意する点が事前にわかります。
試験当日と同じ環境で試験ができることは受験生にとって大きなアドバンテージになること間違いないでしょう。
過去問や塾のプリント等を整理でき、繰り返し練習の効率化(コピー、プリンター)
過去問はダウンロードや赤本で入手する以外に、例えば塾で用意してくれたり、受験校で購入する場合もあります。
様々なサイズのプリントがたまってしまいますが、これをA3サイズでそろえて整理しておけば、本番直前の総仕上げは効率よく進めていけるでしょう。
またコピーとして整理しておけば、下の子が受験する際にも利用できますね。
中学入学後もコピーやプリントアウトの作業は必ずある(コピー、プリンター)
なにも中学受験だけがプリンターを使うわけではありません。入学後も学校の教材のコピーを取りたいということはたくさんあります。最近副教材のサイズがA3見開きのものも多いので、十分活躍してくれます。
また、大学受験に向けて、近頃は英語検定、漢字検定、数学検定を取得させる学校が増えました。これらの答案用紙のコピーもA3サイズコピー機が活躍しますね。
プリント類をスキャンしてデータベース化できる。(スキャナー)
印刷だけでなく、もらったプリント類をスキャンして、データベースにしておけば見直し時に探す手間が省けます。
受験勉強時の資料だけでなく、今後増えるであろう探求的な授業での調べものや新聞スクラップもA3スキャンできれば簡単に保管できるようになるでしょう。
価格帯がA4プリンタとほとんど差がなくなってきた。
とはいえ、家庭用プリンタ(A4サイズ)とビジネス複合機(A3サイズ対応)とでは筐体のサイズの他に価格帯に大きな隔たりがありました。
実際、我が家が受験モードだった時には、A3プリンタは高額でしかも品薄、今注文しても届くのは半年後、(受験終わってしまう!)という状態だったので、購入には至りませんでした。
A3サイズの解答用紙作成のために、①原紙をはりつけて②コンビニでコピーを繰り返しました。(手間が大変!)
でも2023年現在、A3プリンターはA4プリンターとの価格差はほとんどなくなってきました。
その理由は、メーカー自体も家庭用にとA3プリンターを導入する購買層が増えたことを認識し、そちらにモデルをシフトしてきているということでした。
プリンター自体は半導体不足で品薄が続いていましたが、製造再開後はA3プリンターに力を注ぐうようになっているそうです。
今迷っているのであれば、A4一択でなく、置き場所と値段、総合的に判断するための一つの選択肢として、A3サイズのプリンター複合機を検討してみる価値はあるはずです。
A3プリンター購入時のチェックポイントとは
原稿サイズがA3対応であること。
A3対応でも最大スキャンサイズがA4で、印刷がA3までできるというものがあります。
もちろんスキャンがそのサイズが不要という方はよいのですが、A3サイズをスキャン、コピーしたい人は取り込みサイズがA3対応になっているかどうかを確認しましょう。
A3出力時の給紙がオートフィーダかどうか
A3の場合、給紙が手差しのモデルも多いです。これは好みによると思いますが、給紙が背面になる場合、最大サイズが大きくなるので注意が必要です。特に背面が飛び出るようなモデルは置き場所の幅が店頭で見ている状態より大きくなる可能性がありますので、置き場所と使い方を考慮しておきましょう。
インクがコスパのよいものかどうか
A3サイズの場合、紙が大きいので印刷するインクの減りも早くなってくるでしょう。そんな時に、インクが高額だとそれなりに負担になりますよね。
最近はインク自体も各社いろいろとそろえており、販売単価が高いものでも、一枚当たりの使用量が少なく済み、結果的に多く印刷できるという代物も多くあります。
- カートリッジ方式
- エコタンク方式
また同じメーカーでも異なるインクのシリーズを数多く出しているので、それぞれでコスパも違うため、本当に安くなっているのかどうかの注意は必要でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中学受験でA3プリンタ・複合機をお勧めする理由を5つ紹介しました。
現在はA3プリンタの値段も手ごろになっているものも多いので、ぜひこの機会に検討いただければ嬉しいです。
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