我が家での唯一無二の問題集
塾でも使用していたのは新小問といわれる[新小学生問題集シリーズ(教育開発出版株式会社)]です。
我が家はこれを算、理、社の3教科に使用していました。逆にこれ以外は一切使っていません。
あとは直前で志望校の過去問集のみを使用しました。(国語に関しては専門の先生についていたので、先生が選んでくれたプリントを専門にやっていたので参考にならないと思います。)
レベルごとの豊富なラインナップ
この新小問シリーズは、学校の授業のベースになれる基礎編と、中学入試向けの発展問題編があります。さらに高難易度の問題が揃った攻略編もあります。基礎編は学年ごとに冊子が分かれているようです。いるようです、というのは、我が家で愛用していた時代はステージステージ1,2,3で分類され、それぞれで難易度が変わっていました。なので、各教科の進度見合せて基礎編からか(Ⅰ)、発展編からか(Ⅱ)を選んで決めていました。
この問題集のよいところは演習レベル、発展問題と段階的に問題が多く用意されているほか、各単元のはじめに単元のまとめが用意されていて、これを見ると振り返りが一気に出来るので見直しにとても便利です。特に、理科と社会はこのまとめページをやってから問題にチャレンジするようにしていました。
いろいろな問題集に手を出すよりも、これを繰り返し解き、苦手な分野を洗いだし、克服していくという方針で受験勉強は進めていきました。
我が家は大手に通った経験がないので、大手のオリジナルの素晴らしいテキストを体感したことがありません。しかし個人塾などは、この問題集を使用しているところも多いようです。
このシリーズは各単元の問題量も多く、全部やりきるには相当な時間と頑張りが必要でした。でも繰り返しやっていくことで模試でも似たような問題が出てきたりして、少しずつ自信につながっていきました。
中学受験の試験範囲は広く深く難しい
それにしても、中学受験の問題は本当に難しい問題が多いです。理科も社会も、中学や高校で習ったような記憶の分野が普通に出てきます。算数も、これは数学?と見間違うものもありました。
でも入試問題はその学校が求める生徒の考え方を見るものだと考えると、いろいろと学校も工夫して素晴らしい問題を作っているのだと思えるようになりました。受験マンガの金字塔「二月の勝者」で黒木先生も言っていました。入試問題は学校からのラブレターであると。ラブレターの意味を紐解く一つの方法としてこの問題集もたいへん役に立ったと感じています。少しでも効率よく、質の高い受験勉強ができるよう家族みんなで応援できたと思っています。
これらの経験が少しでも役に立てればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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