中学受験において「必需品」や「マストバイアイテム」など必ず紹介されるものがあります。
過去問やスケジュール管理ノートなどいろいろありますが、私自身が中学受験に伴走してこれはよかった!と感じた「三種の神器」は、というと、、、
ずばり、
- A3プリンター
- ジュニアオートチャージ
- 学生のための文具シリーズ「STUDY STATIONERY SERIES」文字数カウント付箋
の3点です。
これらについて紹介します。
その1 A3プリンター
中学受験の必須アイテムといえばA3サイズ対応のプリンターです。
ナゼかというと、以下の理由です
- 塾によっては配布されるプリント、テキストがA4サイズ以外である。(A4より大きい)
- 中学受験は基礎の繰り返しがものを言うので、もらったテキストやプリントを繰り返し行うことが多い。そのためのコピーは自分でやらなければならない。
- 直前の過去問演習は絶対本番と同じサイズ(見開きA3など)で行うべきである。(これは本番で余白の使い方や紙の扱いなどになれるため)
そしてこれらのコピーなどの準備はすべて保護者の役目だからです。
最近はプリンターを所有している家庭も多いと思いますが、手頃な値段なのはA4サイズ向けまでで、A3サイズとなると本体のサイズも一回り大きくなり、値段もぐんとアップするので、購入するとなるとちょっとためらう方も多いと思います。
コンビニのプリンタで代用できるのではという意見もありますが、とにかくプリントする回数が増え、また過去問はページ数も多いので1回の印刷の手間がかかります。最近のコンビニのプリンタは複合機でチケットの印刷なども兼ねているのであまり長時間占有するのは迷惑になってしまうでしょう。
我が家でも最初はプリンタは不要かなと考えていました。A4サイズのプリンタはあるのでそれで充分と思っていましたが、受験が近づくにつれ、だんだんと不便さを感じてきました。(上記の理由により)
仕方なく、11月ごろに重い腰をあげて量販店に買いに行ったところ、半導体問題でプリンタは軒並み在庫切れ状態でした。その時点で2月ごろにならないと入荷しないとのこと。仕方なく我が家はあきらめました。結局拡大コピーを駆使してほしいサイズを作ったりと、結構手間がかかりました。
受験準備として、買い替えをお考えの方も、これを機会にA3対応プリンタを準備されることをお勧めします。プリンター自体は中学受験以降もずっと使えますしね。
また最近はメーカーもA3プリンタの需要にシフトして値段も手ごろになってきているようです。A4プリンタとの価格差がほとんどなくなってきています。
その2 ジュニアオートチャージ
次に、働くママに是非お勧めしたいのが、ジュニアオートチャージです。
子ども一人で交通機関を利用して塾通いされるケースも多いと思いますが、その時にあるあるなのが電車賃切れで塾に行けない、遅刻した。というパターン。
交通系カードを利用していても、チャージが知らず知らずになくなっている問題。チャージ用のお金を渡していなかったため、その日は電車に乗れず、、、
そんな心配から解放されるのが交通系カードのオートチャージ機能。ただし、これはクレジットカードに紐づけされたカードでないと対応ができないので、基本的にはクレジットカードを発行できない未成年には利用することが困難な機能です。
ただ、子供のカードを保護者のクレジットカードに紐づけでオートチャージ対応可能にするサービスもあります。それがジュニアオートチャージです。子供用PASMOにオートチャージ機能を対応しているカードは限られており、それを利用できるのは東急カードのみでした。
早速我が家でも導入を検討しましたが、手続きが6か月程度かかるので契約するかどうか迷いました。でも、実際に導入してみると今ではこれはマストアイテムだと思っています。
便利だと実感したポイントは以下の通り。
- 受験も後半になると、模試や学校見学など、行動範囲が広がっていくため、小銭を持たせる機会が増える。
- オートチャージにしておけば、常にある程度の額をもっていることになり、お財布代わりにできる。
- チャージ履歴が手元で分かる
さらに、オートチャージ機能は、18歳まで継続して使えるので中学入学後も引き続き利用できます。チャージできる金額を調整できるため、高額を持たせることにもならず、程よい使い勝手でとても満足しています。
受験後半しか使えないかもしれないですが、継続して使い続けられることをかんがえると今すぐ導入を検討してみてはいかがでしょうか?
raku-logさんのこちらのページが参考になります。
その3 学生のための文具シリーズ「STUDY STATIONERY SERIES」文字数カウント付箋
これは東大王で同じみの伊沢拓司さんを中心とした知識集団「QuizKnock」と学研が共同開発した、学生のための文具シリーズ「STUDY STATIONERY SERIES」のラインナップの1つです。
このシリーズはとてもよく考えられていて、地図の付箋や、図形の証明問題を記入できるタイプなど、あったら勉強はかどるのになあ、と前々から感じていた、痒い所に手が届くようなものが揃ったラインナップなのです。
そのなかでも、この文字数カウント付箋は字数制限のある文章題の添削(国語、社会)や、式やコメントをたくさん記入したいとき(理科、算数)など、どの教科にも使え、とても便利です。
もちろん付箋なので何度も貼り替えでき、試験前の見直しにもピッタリ。
これも中学受験が終わった後も、どの学年になっても使えるので、まとめ買いがおススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が考える中学受験の「三種の神器」を紹介しました。
一般的なアイテムとはちょっと違った視点で選んでみました。どれも受験が終わっても使える優れものです。ぜひ検討してみてください。
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